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UR賃貸住宅、道内初のペット共生住宅

「サンラフレ平岸(新木の花団地)」(1-1号棟)外観

 (独)都市再生機構(UR都市機構)は12日、北海道内初の全戸ペット飼育可能なUR賃貸住宅「サンラフレ平岸(新木の花団地)」(札幌市豊平区、総戸数104戸)の抽選募集を、1月27日から開始すると発表した。

 札幌市営地下鉄南北線「平岸」駅徒歩6分に立地。鉄筋コンクリート造地上7階建ての1-1号棟と、鉄筋コンクリート造地上9階建ての1-2号棟で構成する。

 同物件は、UR都市機構が札幌市に20年間の定期建物賃貸借契約で賃貸し、札幌市営住宅(新木の花団地)として活用されていたもの。2023年3月に契約が満了し返還されるため、1棟リノベーションを実施。北海道エリアのUR賃貸住宅としては初のペット共生住宅となる。ペット共生エリア内であれば、リードを付けて散歩する事も可能で、将来的にドッグランの設置も予定している。

 共用部は外壁修繕工事を行ない、エントランスにはオートロックや宅配ボックスなどを設置。トランクルームや屋内駐輪場なども備える。
 全戸南向きで、間取りは1LDK・2LDK・3LDKの3タイプ。専用部分の面積は42.93~74.55平方メートル。2種類のカラーコーディネートを用意し、ドロップインコンロやモニター付きインターホン、多機能便座などを備える。

 月額家賃は6万100円~10万5,200円。入居開始は23年3月の予定。


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