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三宮の新駅ビル開発が民間都市再生事業認定

「(仮称)三宮駅前第2地区都市再生事業」外観イメージ

 西日本旅客鉄道(株)、(独)都市再生機構、JR西日本不動産開発(株)、JR西日本SC開発(株)、大阪エネルギーサービス(株)は26日、複合開発「(仮称)三宮駅前第2地区都市再生事業」(神戸市中央区)が、国土交通大臣より民間都市再生事業計画に認定されたと発表した。

 事業計画地は、複数の交通機関の結節点となるJR「三ノ宮」駅周辺の中心に位置。同計画では、新しい駅ビルを開発すると共に、その内外に都市計画の交通広場や通路などを立体的に連続して配置することで、駅の交通結節機能や歩行者ネットワークを強化する。商業施設や宿泊施設なども整備し、神戸市の発展やにぎわい創出を目指す。また、屋上広場等の緑化や災害時の一時滞在施設の整備により、低炭素なまちづくりや都市の防災機能の向上に貢献する。

 敷地面積2万1,806.70平方メートル。鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造地上30階地下2階建ての建物を建築する。延床面積9万1,781.24平方メートル。商業施設、オフィス、ホテル、広場等で構成する。

 事業期間は2024年4月1日~30年3月31日の予定。


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