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「メンテナンス研修」で設備に強い人材育成

「共用部や建物設備に強い人材を育成することは重要」と、23年度にも立ち上げる予定の賃貸住宅メンテナンス主任者認定制度への理解を求めた塩見支部長

 (公財)日本賃貸住宅管理協会東京都支部(支部長:塩見紀昭氏)は16日、京王プラザホテル(東京都新宿区)で令和5年新年会を開催。会員、来賓など300名超が参加した。

 冒頭、日管協会長でもある塩見氏が挨拶。同氏は「今年はインバウンド需要の回復などが期待できるが、まだまだ厳しい状況が続くと思う。会員の皆さんがしっかりとお仕事できるよう、協会としてサポートしていく」と語った。また、2023年度に立ち上げを予定している「賃貸住宅メンテナンス主任者認定制度」について触れ「共用部や建物設備に強い人材を育成することは重要。メンテナンス研修をぜひ受講してほしい」とアピールした。

 また、来賓として挨拶した国土交通省不動産・建設経済局参事官の峰村浩司氏は「賃貸住宅管理業者登録制度には、現時点で9,000者の大台を超える登録がなされている。登録して終わりではなく、ルールに従って適切な業務を行なってほしい。今年は賃貸管理業者へのパトロールを予定している。これを機に、社内の業務ルールを確認し、業務について何らかの指摘を受けた場合は改善していただければ」などと話した。


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