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京都・伏見に関西初の物流施設/東建

「(仮称)T-LOGI京都伏見」外観イメージパース

 東京建物(株)は6日、物流施設「(仮称)T-LOGI京都伏見」(京都市伏見区)が今夏に開業すると発表した。同社の物流施設開発事業「T-LOGI」シリーズでは、関西エリア初の物件となる。

 第二京阪道路「伏見」ICまで約1.5km、国道1号利用で「京都」駅まで約8.5kmに位置。敷地面積約1万1,429平方メートル、延床面積約2万5,671平方メートル、鉄骨・鉄筋コンクリート造地上4階建て。関西一円への配送ニーズに加え、京都市中心部への多頻度近距離配送ニーズが見込まれることから、1階の両面にバースを設置。トラックの頻繁な入出庫に対応し、敷地内の周回性を確保する設計とした。
 屋上全面には太陽光パネルを導入。再生可能エネルギー電力供給や施設内照明のLED化などの創エネ、省エネにより、BELSでZEB認証を、CASBEE-建築(新築)ではSランクの取得を予定している。また、内装には、身近な廃棄物を配合して作成したリサイクル内装ボードの採用や、京都地域産材の「杉」を使用した地産地消を行なうなど、環境に配慮している。

 西濃運輸(株)の入居が内定しており、同社の専用拠点となる予定。更衣室やパウダールーム、娯楽室、仮眠室、バス・シャワールーム、洗濯コーナー等の設備を追加で儲け、ワーカーに快適な就業空間を提供する。36台分の駐車スペースも確保した。


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