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池袋駅前に自治体・企業共創のコミュニティ拠点

「PAPILLON BLDG.(パピヨンビル)外観」

 (株)サンシャインシティは20日、複合施設「PAPILLON BLDG.(パピヨンビル)」(東京都豊島区)をメディアに公開した。池袋の新たなコミュニティ拠点として、3月1日に開業する。

 同ビルは、JR山手線等「池袋」駅前の築60年のビルを減築・リノベーションしたもの。敷地面積68.29平方メートル。地上3階地下1階建て、延床面積263.49平方メートル。サンシャインシティが2015年に取得。テナントビルにすることも検討したが、まちの人々と直接つながるスペースを作りたいとの考えから、自社運営のビルとした。

 同社と、店舗企画運営やコミュニティづくりを手掛けるgood mornings(株)が共創し、全フロアを「P-144(ピーイチヨンヨン)」として運営する。「食」「アート」「エンターテインメント」「ビジネス」などをテーマに、豊島区をはじめとした全国の自治体、企業、アーティストとのコラボレーションプロジェクトを展開していく。地下1階~地上2階はPUB。3階はトークショーやギャラリー、ポップストアなどを行なうイベントスペース「GARDEN」。

 初弾として、PUBでは豊島区内の醸造所「スモークビアファクトリー NAMACHAん Brewing」とのコラボビールを提供。「GARDEN」では、池袋にシェアアトリエを構え活動する「STUDIO201」とのコラボレーション企画として、アートの展示や作品販売、ワークショップ等を3月17日~4月16日に行なう。

1階のPUB
3階のイベントスペース


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