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大阪市旭区で、関西初の木造マンション/三井H

外観完成イメージ

 三井ホーム(株)は22日、大阪市旭区で、関西エリア初となる木造マンション「MOCXION」の着工を発表した。

 オーナーが、脱炭素社会の実現に貢献する木造での建築を希望したことから、多くの中大規模木造建築物を手掛ける同社が設計・施工を担当することに。Osaka Metro谷町線「千林大宮」駅が最寄り駅となる立地で、周辺に複数の大学が点在していることから、学生マンションを計画した。

 敷地面積763.60平方メートル、延床面積1,324.64平方メートル、木造(枠組壁工法)地上3階建て。総戸数は47戸で、間取りは1K。管理・運営は(株)学生情報センターが担う。

 建物全体を木造とすることで、建設時のCO2排出量を大幅に削減。また木が生長過程でCO2を吸収し、伐採後も炭素を固定化し続けるため、カーボンニュートラルの達成に寄与する。木造の特性である高断熱性に加え、高効率・省エネルギー設備を採用することで、BELS評価の「ZEH-M Oriented」を取得する計画。

 2023年5月上棟、24年2月竣工の予定。


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