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森ビル、“ヒルズ”クラスの保有ビルの使用電力を再エネに

 森ビル(株)は22日、「六本木ヒルズ森タワー」や「虎ノ門ヒルズ森タワー」をはじめとする同社グループが所有し運営するヒルズクラスの物件を中心に、国内における電力需要の約7割について、2022年度末で100%再生可能エネルギー由来の電力への切り替えを完了すると発表した。

 対象物件では、オフィスや商業等の用途を問わず再エネ電力となる。共用部だけでなく専有部も対象となるため、入居テナントの脱炭素化にも貢献する。

 なお、22年5月に公表した同社グループの温室効果ガス排出量削減目標およびRE100の目標(2030年RE100)達成に向け、22年末に、国際的な気候変動イニシアチブであるSBTiより1.5℃目標の認定を取得。またCDP(気候変動)報告「A-」評価も取得した。

 今秋開業予定の「麻布台ヒルズ」や「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」では、竣工時より再エネ電力を100%供給予定。また、将来における再エネ電力の安定的な確保を見据え、今後は、電力会社や再エネ開発事業者等、幅広い事業者と連携し、太陽光や風力等の再エネ発電設備の取得も推進していく。


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