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豪州でESG型分譲M開発事業に参画/東京ガス不

「BANKSIA」外観パース

 東京ガス不動産(株)は22日、豪州で海外不動産事業を開始すると発表。

 1月に現地法人TOKYO GAS REAL ESTATE AUSTRALIA PTY LTDを設立。同社を通じて、豪州ディベロッパーであるCedar Woods Properties Limitedが手掛ける「GLENSIDEプロジェクト」内の分譲マンション開発事業「BANKSIAプロジェクト」に参画する。

 「GLENSIDEプロジェクト」は、アデレード中心部から約2kmに位置する大規模再開発。敷地内に残存する歴史的建造物の保全・活用を行なうなど、ESG型住宅開発プロジェクトとして進められている。
 「BANKSIAプロジェクト」は、「GLENSIDEプロジェクト」内で4棟目となる分譲マンション開発。8階建て、総戸数72戸。複層ガラスの採用等により豪州のエネルギー効率指標「NatHERS」における10段階で7.9の認証を取得するほか、太陽光パネル、EV充電設備、宅配ロッカーなどを組み込み、高い環境性・利便性を実現する。竣工は2024年7月の予定。

 東京ガス不動産は“不動産×ESG開発”による事業成長を進めるために、その領域を海外に拡大していく計画。今後海外不動産事業の拡大とESG型開発の推進に向けた取り組みを加速する考え。


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