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九州初のリッツカールトンH、6月21日開業

枯山水の木庭を設えた18階のホテルロビー(イメージ)

 積水ハウス(株)およびマリオット・インターナショナルは28日、「ザ・リッツ・カールトン福岡」(福岡市中央区、客室数167室)を6月21日に開業すると発表した。ザ・リッツカールトンブランドホテルとしては国内6軒目、九州では初進出となる。

 福岡市で進められている「天神ビッグバン」の一環として建設された、地下鉄空港線「天神」駅徒歩3分に位置する複合施設「福岡大名ガーデンシティ」内に入居。地上25階建ての1階にホテルエントランスとアライバルロビー、3階にウエディングチャペルおよび宴会場、18階にホテルのロビーを構える。18階にはレストランやザ・ロビーラウンジ&バー、カフェなどのダイニングエリアを展開する。

 19~23階には、全室50平方メートル以上を確保した147室のゲストルームと20室のスイートルームを用意。24階には、クラブラウンジ、スパ、ジム、プールに加え、博多湾の夜景が見渡せるバーを設置する。

 ホテルのデザインは、国の伝統工芸品に指定され、日本三大織物の一つでもある「博多織」からインスピレーションを受けており、糸を紡ぎ“織る”という発想でホテル全体をつなぐ共通したストーリーで形成される。


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