EV充電インフラの販売を手掛けるTerra Motors(株)は1日、共有部に電源がないなどEV充電設備にはハードルが高かった、賃貸アパートに対してEV充電設備を設置するプランを発表した。
EV充電設備はマンションや宿泊施設などにおいて普及が進んできたが、賃貸アパートにおいては限定的。共用部に電源がないことや共用部電源の契約アンペア数に余剰がないことにより、電気の新規引き込みや契約改定など手続きの難しさや初期コストがかかることが要因と考えられる。
今回開発した新プランでは、同社が無料で電気の新規引き込み対応を行なうことで、そうした課題を解決。同社のEV充電設備3kWモデル3基を無料で提供。諸費用については同社が負担するなどして、充電する人が充電料金を支払うかたちにし、オーナーは初期費用やランニングコストをかけずにEV充電設備を導入できる。