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川崎駅近くで1万人規模のアリーナを含む複合開発

複合施設イメージイラスト(多摩川側からの視点)

 京浜急行電鉄(株)と(株)ディー・エヌ・エーは3日、新アリーナを核とするまちづくりの共同検討を開始したと発表。

 開発地は、「京急川崎」駅に隣接する約1万2,400平方メートルの土地で、現在は自動車教習所として使われている。同土地にアリーナ、宿泊施設、飲食施設等の商業施設を含む複合施設を開発する。2月24日、地権者と両社が土地賃貸借契約を締結した。

 日本国内にとどまらず、海外からの訪日客も迎える「世界にひらかれた複合エンターテインメント施設」を目指し、開発に当たってはSDGsの観点から、最新の環境技術や再生エネルギー等の利活用も検討する。

 今後はより具体的な基本設計及び各所との連携を進め、施設の建設・運営だけでなく施設周辺エリアの新たなにぎわいづくり、経済活性化を目指してプロジェクトを推進する。25年に着工、28年10月に竣工・開業の予定。新アリーナはDeNA 傘下のプロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」がホームアリーナとして28−29シーズン(28年10月開幕)より使用する。


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