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投資マネジメント事業拡大、30年営利300億円へ

 三菱地所(株)は6日、投資マネジメント事業を拡大させていく方針を明らかにし、2030年度末の目標としてAuM(Assets under Management:運用資産残高)10兆円、投資マネジメント事業における営業利益300億円を据えた。

 20年度を初年度とする「長期経営計画2030」において、20年代中盤にAuMを5兆円とする目標を掲げていたが、これを22年度第2四半期に前倒しで達成。これを受け、新たな目標として設定した。

 同社は投資マネジメント事業として、日本、米国、欧州に加え、22年10月よりアジア・オセアニアでコアオープンエンドファンドの運用を開始。商品・サービスを充実させてきている。今後さらにグローバルにおける事業成長を加速させるために、同社が構築した日本・米国、欧州アジアの各拠点が連携する投資マネジメント事業のプラットフォームの名称を“Mitsubishi Estate Global Partners”に決定。今後投資マネジメント事業のグローバルブランドとして「MEGP」として展開していく計画。


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