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野村不S、4月より銀行サービスを提供

 野村不動産ソリューションズ(株)は3日、住信SBIネット銀行(株)のBaaS(Banking as a Service)を活用した「ノムコム NEOBANK」の提供を開始すると発表。ユーザーは「ノムコム NEOBANK」のアプリを通じ、住信SBIネット銀行の預金機能(円貨預金、外貨預金、外貨積立等)、決済機能(振り込み、振り替え、スマホデビット等)、融資機能(カードローン、住宅ローン、教育ローン等)など、住信SBIネット銀行の銀行サービスを利用できる。

 同社は、2月28日に銀行代理業の許可を取得しており、これを機に、銀行サービスの提供を開始する。ユーザーはアプリをダウンロード後、住信SBIネット銀行「ノムコム支店」の口座を開設することで、預金、振り込みや借り入れといった銀行サービスをアプリで利用することができる。また、銀行サービス利用者と同居している子に限り、子名義の銀行口座を開設することが可能。

 また、新たな金融サービスとして、シミュレーションサービスサイト「不動産・金融ナビ」を6月にリリースする。AIとFintech領域でソリューションを展開している(株)MILIZEとの共同開発。野村不動産ソリューションズを通じて住宅を購入した顧客を対象に、ライフイベントに応じた資産状況のシミュレーションや、資産を守りつつ貯蓄を取り崩す際の取り崩し額のシミュレーションなどのサービスを提供。不動産購入後の資産形成、家計の支出の見直しなどライフステージをサポートしていく。


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