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「東急ステイ渋谷」をリニューアル

ファミリーツインのイメージ

 東急リゾーツ&ステイ(株)は、ホテル「東急ステイ渋谷」(東京都渋谷区)のリニューアルを実施すると発表した。

 「東急ステイ」は、すべての客室に洗濯乾燥機や電子レンジ、ミニキッチンを備えた中長期滞在に適したホテル。今回のリニューアルは共用部と客室、すべてのフロアを対象とした。

 平均面積25.1平方メートルという広めの客室面積を生かすため、設計やベッドサイズの見直しを実施。ホテルの客室数を124室から126室に、最大定員数を175名から303名と拡大する。

 インバウンドの回復を前に、レジャー顧客向けに他人数で宿泊が可能な客室設計に変更。シングルルームすべての見直し、2名で宿泊可能なダブルベッドを設置する。また、海外の家族連れに人気のフォース(4人部屋)を新たに導入。客室内に2段ベッドを設置した6名部屋(47平方メートル)を用意した。

 共用部は、QRコードでのチェックイン等に対応した自動チェックイン機の設置をはじめ、レストラン会場を廃止。滞在中に仕事や勉強、気分転換にコーヒー等を飲みながら利用できるフリーラウンジへと変更する。また、使わない荷物を長期間収納できるトランクルームも新設する。

 さらに部屋での朝食「ステイモーニング」の提供を開始。自室で好きな時間に温めて食べることができるサービスで、和食・洋食から選ぶことができる。

 リニューアルの完成予定は7月31日の予定。4月25日以降、工事が完了した部屋からプレオープンとして宿泊を開始。3月14日より先行予約を始めた。


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