オリックス不動産（株）は22日、マルチテナント型物流施設「鶴ヶ島IIロジスティクスセンター」（埼玉県入間郡毛呂山町）をマスコミに公開した。同社が手掛けた47件目の物流施設。
関越道「坂戸西スマート」ICから約5.3km、「鶴ヶ島」ICから約5.7km、圏央道「圏央鶴ヶ島」ICから約7km。3つのインターチェンジの利用により、関東全域への配送に加え、甲信越地方への広域配送にも便利な立地。東武生越線「川角」駅からは徒歩22分。
敷地面積3万5,139.91平方メートル、RCS造地上4階建て、延床面積は6万2,702.60平方メートル。2023年2月に竣工した。
1階に両面バース、3階に片面パースを設けており、1～2階、3～4階とメゾネット利用ができる仕様を採用。バースには最大129台の大型車の同時接車できる。施設内には30基のドックレベラー、8基の荷物用エレベーター8基、4基の垂直搬送機を設置した。4階には建物の建物の両端にカフェテリアやルーフテラス、自由に使える共用の会議室を用意するなど、施設就労者の環境整備にも力を入れている。
環境面の取り組みでは、屋根にPPA（第三者所有モデル）で1,281.60kWの太陽光発電設備を設置しており、施設内に100％再生可能エネルギー由来の電力を供給する。供給電力が不足した場合も、オリックス（株）から非化石証書付きの電力を供給。これにより入居テナント企業は、100％を再生可能エネルギー由来電力を利用できる。駐車場には電気自動車の充電スタンドを4基設置した。こうした取り組みにより、CASBEE（新築）Aランクを取得している。
最大4テナントの入居を可能としており、すでに1～2階には申し込みが入り満床状態。現在3～4階のテナントを募集している。
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