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世田谷の複合再開発がまちびらき

 第一生命保険(株)、丸紅都市開発(株)、相互住宅(株)、NTT都市開発(株)、野村不動産(株)の5社は27日、25日に「SETAGAYA Qs-GARDEN(世田谷キューズガーデン)」(東京都世田谷区)のまちびらきを行なったと発表した。

 京王線「仙川」駅徒歩10分、同「千歳烏山」駅徒歩15分、第一生命保険が保有していた約9haの敷地に、多世代集合住宅、地域スポーツ施設、地域コミュニティ施設等を建設するまちづくりプロジェクト。「地域の人々のwell-beingを高めるまち~多世代の住民が安心して、豊かに交流しながら、健康的に暮らし続けられるまち~」をコンセプトとしている。

 多世代集合住宅は、ファミリー向け分譲マンション「グランスイート世田谷仙川」(総戸数72戸、事業者:丸紅都市開発、相互住宅)、学生レジデンス「ウエリスアイビー世田谷仙川」(総戸数163戸、同:NTT都市開発)、健康増進型・賃貸シニアレジデンス「オウカス世田谷仙川」(総戸数186戸、同:野村不動産)からなる。地域スポーツ施設には、ランニングコースやテニスコート、野球場を設置。歴史的建築物を再生し、レンタルスペース、無人コンビニエンス、キッチン付きワークルームを併設した地域コミュニティ施設等を配した。

 25日に実施したまちびらきイベントを皮切りに、今後も地域住民のウェルビーイング向上のためのイベントを定期的に実施していく予定。

「SETAGAYA Qs-GARDEN」全体図


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