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大阪に初の「グランドプリンスホテル」

リブランド後のイメージ

 (株)西武・プリンスホテルズワールドワイドは28日、星野リゾート・リート投資法人が保有するホテル(大阪市住之江区)の運営受託契約を締結した。

 同ホテルは、ニュートラム南港ポートタウン線「中ふ頭」駅徒歩3分に立地する、地上28階建て総客室数480室(延床面積約8万197平方メートル)。4つのレストラン、カフェ、宴会場17室などを有する。現在「ハイアットリージェンシー大阪」として運営されている。西武プリンスホテルズが運営を受託後リブランドを行ない、大阪市内初の「グランドプリンスホテル」ブランドを冠し、2023年7月にオープンする。

 同社は22年11月に宿泊特化型のホテル「プリンス スマート イン 大阪淀屋橋」を開業している。25年の万博開催を控える大阪への進出で、アセットライト事業展開によるホテル規模拡大への足掛かりとする。

 また、大阪府・大阪市は国際会議や展示会などMICEの誘致促進にも注力していることから、これまで全国各地で培ってきたMICE提案力を活かし、大阪にフルサービス型のホテルブランド「グランドプリンスホテル」を出店することで、大阪のMICE戦略の成長、大阪の観光業発展に寄与していく方針。

 なお、正式なホテル名称は未定。


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