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ミサワH、残価設定型住宅ローンの取扱開始

 ミサワホーム(株)は31日、(株)三菱UFJ銀行と(一社)移住・住みかえ支援機構(JTI)が共同開発した残価設定型住宅ローンを、3月17日から戸建分譲住宅検討者向けに取り扱いを開始したと発表した。

 返済不安の解消と将来的な住み替え需要への対応が目的。同商品は、メガバンクが初めて開発した残価設定型住宅ローン。JTIが設定する「残価設定月」以降に「返済額軽減オプション」を行使することでリバースモーゲージ型住宅ローンへ移行し、毎月の返済額を軽減できる。また、同オプションを行使後「JTI買取オプション」を行使することで、ローン残高と同額でJTIが土地建物を買い取る。

 固定金利と変動金利の選択が可能で、融資条件の変更でオプションを利用できるため、借り換えや借り換えに伴う登記費用も必要ない。また、オプション利用後も70歳まで団体信用生命保険への加入が可能。

 対象地域は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、茨城県、新潟県、静岡県、三重県、愛媛県、香川県、高知県、徳島県で、今後は全国への拡大を検討。買い取りオプションを行使できる住宅は、認定⻑期優良住宅など一定の品質が保証されている住宅などの条件がある。


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