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ポラスグループの中央グリーン開発(株)は20日、建売住宅「BASE88@越谷」(埼玉県越谷市、総戸数6戸)を報道陣に公開した。駅遠立地を考慮し、建売住宅のプランニングでは後回しになることが多い「モビリティ(自転車や車、ベビーカーなど)」の駐車・駐輪スペースを起点に商品を企画。建売激戦区ながら周辺物件を上回る反響を集め、販売開始から半年間で残1戸まで売り進んでいる。
同物件は、東武スカイツリーライン「越谷」駅徒歩18分(バス8分バス停徒歩5分)に立地。開発地周辺は、戸建住宅街(第一種低層住居専用地域)。駅からフラットアプローチながら距離があり、車や自転車利用が必須であると考え、モビリティを起点にした建売住宅ブランド「BASE88」の第7弾として開発することとした。
2021年から供給している「BASE88」は、一般的に商品企画で一番後回しとなる自転車等の置き場の検討を、カースペースも含め区画割の前段階で行なうのが特長。モビリティを、余剰空間にただ「保管」するのではなく、使いやすく大事に「収納」するための定位置を最優先で確保する。
南側に玄関と庭、カースペースを配置せず、北道路側に玄関とカースペースを配置している。カーポートは、1戸を除き並列として駐車がしやすいように配慮。玄関をセットバックしてポーチと軒天を延ばして自転車等の「収納」場所とし、その近くにシャッター付収納やコンセント、立水栓も配置した。敷地内道路から自転車等を出し入れするためのスローブは、過去の「BASE88」入居者の意見を反映して幅1m以上を確保し、濡れていても滑らないようモルタルではなく洗い出し仕上げとした。自動車の駐車を妨げないよう、植栽配置も適正化している。
開発地周辺はポラスグループだけで50棟が供給されているほか、他の事業者による供給も多い激戦区であるため、平均土地面積を周辺平均より約25平方メートル広い133平方メートルに、平均建物面積も約3平方メートル広い100平方メートルとし差別化。土地面積は約123~155平方メートル。木造軸組み2階建て、建物面積は約96~103平方メートル。建物は26年2月完成済み。
すべての住戸のすべての居室に、多目的に利用できるオープン収納「ミセラック」を設置。6つの可動棚を使い、文庫本や趣味の雑貨、フィギュアなど、収納としてだけでなく、見せたいものを飾るスペースとして提案している。その他、パントリー、土間収納、ホール収納、リネン庫、オープンクローゼットなどを住戸ごとに適正配置。また、北道路としたため、南側の1階採光が取れない4戸は、リビングを2階に上げている。
25年10月31日から販売を開始。販売価格は、4,890万~5,790万円。5戸が成約済みで、残りの1戸(5,790万円)は5月中に完売を目指す。購入者は30歳代のファミリー層が中心。来場者は約70組。うち約4割が越谷市民で、都内在住者も約2割。周辺物件が駐車場1台(もしくは1台+軽自動車用スペース)が多いことから、自身では使わなくても「来客用に駐車場を確保できる」ことに評価。また、建物や外構デザインへの評価も高く、同業他社による視察や注文住宅検討者の問い合わせも多かった。販促に用いた「VRウォークスルー動画」も、再生数が4万5,000回以上に達している。
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