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東京建物、バンコクで初のオフィスビル開発事業

「スクンヴィット25プロジェクト」完成イメージ

 東京建物(株)は、現地ディベロッパーであるWHAKW Alliance Co., Ltd.(WHAKW社)と共に、バンコクのオフィスビル開発事業「スクンヴィット25プロジェクト」に参画する。アジアにおける事業会社を通じたプロジェクトで、同社がタイでオフィスビル開発を行なうのは初。

 「スクンヴィット25プロジェクト」は、バンコク中心地のオフィスビルと商業施設が集積するBTS(高架鉄道)「アソーク」駅およびMRT(地下鉄)「スクンヴィット」駅から徒歩5分、スクンヴィット・ソイ25の角地に位置。敷地面積1,489平方メートル、鉄筋コンクリート造地上7階地下2階建て、延床面積約9,500平方メートル。オフィスフロアのほか、一部商業区画で構成する。竣工は2023年7月頃の予定。

 なお、WHAKW社はタイにおける工業団地、物流施設開発の最大手ディベロッパーであるWHA Corporation Pcl.とタイの商業用不動産投資会社であるKW Capital Co., Ltd.によって設立された会社で、バンコク中心部のプライム立地においてハイクラス商業ビルの開発を手掛けている。
 東京建物とWHAKW社とは戦略的事業パートナーとして、継続的にプロジェクトの参画協議を行なうことに合意しており、今後も互いのノウハウを生かし共同事業の展開を検討していく。


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