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大京、分譲Mを「THE LIONS」へリブランド

新ブランドのロゴ。写真右が代表取締役社長の深谷敏成氏

 (株)大京は10日、分譲マンションブランドである「ライオンズマンション」を、「THE LIONS」ヘリブランドすると発表した。

 同社では、ライオンズマンションの第1号である「ライオンズマンション赤坂」を1968年に分譲して以来、ファミリー層をターゲットに累計38万1,551戸を分譲してきた。しかし月日の経過とともに家族の形態や顧客の価値観が多様化し、分譲マンションマーケットを取り巻く事業環境が変化してきていることから、リブランドを決定した。

 従来上位ブランドだった「THE LIONS」を事業のブランドに据えて取り組む。併せて新たにロゴを決定。「一歩先の暮らし、洗練、上質」を表現した、普遍性の高い、シンプルさを持ち合わせたデザインを採用した。

 今後コンパクトシリーズは「THE LIONS MYLES」、賃貸シリーズは「THE LIONS FORSIA」で展開する。

 なお、「THE LIONS」ブランドの構築と浸透を目的に、全社員が参加する「DAIKYO NEXT ONE PROJECT」を立ち上げた。社外の有識者による講座、メインターゲットであるパワーカップルの生活を知るための体験によりインプットを進め、部署を超えたメンバーでのディスカッションを重ねアウトプットを行なう。さらに具体化したものを発信する、という流れで進め、これを繰り返すことで、会社全体で変革を進めていくという。

 同社代表取締役社長の深谷敏成氏は、「ライオンズマンションの供給開始から55年が経過した。大京には、その時代で最も良いものをつくり、お客さまに提供するというコミットメントに向けて、社員全員で取り組んでいく」とコメントした。


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