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大阪湾岸エリアにマルチテナント型物流施設

「大坂住之江物流センター」外観

 ラサール不動産投資顧問(株)はこのほど、マルチテナント型物流施設「大坂住之江物流センター」(大阪市住之江区)の竣工を発表した。

 阪神高速15号堺線「玉出IC」から約2.5km、大阪南港から約6km。さらに大阪中心部へ約10kmという大阪湾岸エリアに位置。大阪市内を中心とした消費地のみならず、近郊都市へのアクセスも良い。また大阪メトロ四ツ橋線「北加賀谷」駅から約1.5kmと、都心部からアクセスが良く、かつ人口の多いエリアに位置しているため、従業員確保の面でも優位性がある立地。

 敷地面積2万3,872.30平方メートル、鉄骨造地上4階建て、延床面積4万9,668.82平方メートル。1階に3面接車可能なトラックバースを用意。荷物用エレベーター4基、垂直搬送機6基を備える。BCPにも配慮し、共用部・荷物用エレベーター等の電力を72時間程度維持する非常用発電機を設置。さらに、キュービクル、室外機などの各種説姫機器を同社で想定している浸水ラインよりも上部に設置し、災害発生時のオペレーションへの影響を抑制している。

 LED照明、人感センサー、節水型衛生器具の導入など、環境・省エネにも配慮。CASBEEのAランク、BELSの5つ星の取得を予定している。

 3月31日の竣工時点で、SBS東芝ロジスティクス(株)、(株)Gioの入居が決定している。


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