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TKP、赤坂に約2,000平方メートルの貸会議室

出店を強化していくと語った河野社長

 (株)ティーケーピー(TKP)は28日、「TKP赤坂カンファレンスセンター」(東京都港区)をオープン。同日、内覧会を行なうと共に、同社代表取締役の河野貴輝氏が記者会見した。

 同センターは、東京メトロ「赤坂」駅まで徒歩5分、「赤坂パークビル」の13階。契約面積は2,051.46平方メートル。最大350人を収容可能な大規模なホール、少人数にも対応できるカンファレンスルームやミーティングルームを備え、社内会議や研修、セミナー等の各種イベント、パーティ利用など幅広く利用可能となっている。4~5月はすでに予約でほぼ埋まっているという。

 会見した河野氏は、「コロナ禍で貸会議室の需要が低下し、当社の出店が抑えられたが、ウィズコロナも進んだことで、企業活動において『人が集まること』の価値が高まる時代になるのではないかと考えている。その活動を支援していきたい」と、出店ペースをコロナ前並みの水準に戻す方針を明らかにした。今年度からは年間1万坪の出店を目指しており、「すでに、東京や品川など、都心部を中心に6,000坪程度の貸会議室の出店が決まっている」(河野氏)と言う。

 また、2023年末より三菱地所(株)とシナジー創出に向けた協議を進めており、同センターはその端緒ともなる。「三菱地所が保有する大規模ビルに空室が発生した際に、貸会議室として活用するなど、協業・相乗効果の創出を図っていく」(同氏)。

「TKP赤坂カンファレンスセンター」のホール


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