野村不動産（株）はこのほど、海外学生インターンシッププログラムと同社の海外支店間人材交流プログラムを同時に開催する取り組み「ナレッジエクスチェンジプログラム」を開始したと発表。
同プログラムは、海外の大学教授や海外の大学からのインターンシップ学生、同社の現地採用社員を同時に日本に招き、同社の本社社員と交流する取り組み。同社にとっては、現地におけるさらなる潜在ニーズの発見につなげたい意向。学生・現地採用社員にとっては、複数国間・多世代交流を通じ、知見を深めてもらうことにつなげる計画。
初開催となる2022年度は、産学共同研究で協業しているタイのキングモンクット工科大学トンブリー校建築デザイン学部、およびカセサート大学建築学部から教授2名、学生4名、同社現地法人の現地採用社員、計11名を日本に招待し、プログラムを実施した。
今後は同取り組みや産学協同研究を継続して実施していくことで、アジア各国間における知見・技術の横串展開やシナジー創出を図ると共に、現地慣習の理解や現地ニーズの理解に努める計画。