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フィリピンでの住宅開発を拡大/西鉄

第2弾のタウンハウスのイメージ

 西日本鉄道(株)は18日、フィリピンでの住宅開発を拡大していくと発表した。

 同社グループは、現在ベトナム、インドネシア、米国、タイ、フィリピンの5ヵ国で住宅・収益不動産等を展開。中でもフィリピンは、第1弾のアンティポロ市の低層マンション(総戸数462戸)の販売が計画を上回るなど順調に推移していることから、第2・3弾の開発を展開することとなった。

 第2弾は、人口約19万人のタナウアン市。近郊に工業団地が点在する地方都市で、開発地周辺には路面店や大型商業施設が集積する。敷地面積約15万3,433平方メートルに、戸建住宅(598戸)、タウンハウスを(357戸)を開発する。クラブハウス等を設け、住民同士の交流の場を創出していく。
 着工は2024年5月、竣工は同年10月から順次竣工する予定。

 第3弾は、人口約45万人のジェネラルトリアス市。マニラ通勤者が多く居住するベッドタウンで、敷地面積約60万2,911平方メートルと、同社の海外プロジェクトの中で最大規模となる。戸建住宅(2,073戸)、低層マンション(1,080戸)を開発し、敷地内に流れる小川を生かした自然豊かな環境を提供していく。
 着工は25年6月、竣工は同年11月から順次竣工する予定。

第3弾の開発地のイメージ


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