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35年までに総資産1兆円に/ダイビル

 ダイビル(株)は22日、2035年を最終年度とする「ダイビルグループ中長期経営計画2035“BUILD NEXT.”」を策定した。

 35年のビジョン・ありたい姿を、(1)オフィス賃貸事業の安定的な成長に加え、アセットタイプの多様化や事業の多角化による一層の成長を実現。人々がもっとたのしさと誇りを感じる“まち創り”を推進する、(2)まちづくりや新たな価値創造により、顧客やグローバル・ローカル社会とともに社会課題の解決に向け“時代を拓いて”いく、と定めた。

 その実現に向け、「国内事業」「海外事業」「新規事業」分野におけるアクションプランを策定。国内事業では、都心・地方大型オフィス、都心型商業ビルなどの新規物件の取得、既存物件の建て替え、再開発によるまちづくりを推進していく。海外事業においては、ベトナム・オーストラリアといったすでに投資を実施している国での事業を拡大するほか、新規国への投資も行なう。新規事業では、シェアオフィス事業やPM・BMといったフィービジネスの拡大を進めるなど、ビジネスモデルの多角化を目指す。
 戦略促進に向け、商船三井グループとのシナジーも高めていく。

 こうした取り組みにより、35年までに税引前利益250億円、総資産1兆円を目指す。


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