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ホテル事業が回復し増収増益/森ビル

 森ビル(株)は23日、2023年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(22年4月1日~23年3月31日)は、営業収益2,855億円(同16.4%増)、営業利益628億円(同19.1%増)、経常利益599億円(同11.5%増)、当期純利益437億円(同3.6%増)。

 22年1月に竣工した複合施設「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」における分譲・賃貸収益の増加に加え、ホテル事業における業績回復が寄与し、増収増益となった。セグメント別の営業収益は賃貸1,708億円(同9.9%増)、分譲678億円(同35.0%増)、施設営業259億円(同51.4%増)、海外264億円(同6.7%減)。

 次期は、営業収益3,580億円、営業利益755億円、経常利益650億円、当期純利益470億円と予想。現在開発を推進する「麻布台ヒルズ」および「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」による収益増加に伴い、営業収益・営業利益・経常利益いずれも過去最高を更新する見込み。


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