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千葉宅協が総会。今年度少額短期保険会社設立へ

「今年度、少額短期保険会社を設立する。その会社の経営基盤の強化を図っていきたい」と述べる髙﨑会長

 (一社)千葉県宅地建物取引業協会は26日、ホテルニューオータニ幕張(千葉市美浜区)で定時総会を開催した。

 2022年度の事業報告を実施し、収支決算を承認。23年度の事業計画、予算の承認も行なわれた。
 23年度の事業計画については、例年取り組んでいる事業のほか、全宅連新流通システム等の普及と利用促進を進めるとした。また会員支援を目的に少額短期保険会社を設立。同社の代理店制度と取り扱い保険商品を会員に周知し事業を推進することで、経営基盤の強化を図る予定。

 総会終了後の懇親会で挨拶に立った髙﨑正雄氏は、「4年ぶりに懇親会が開催できることを嬉しく思う。人口減少に伴い、空き家が増え続けており、空き家居住支援対策の担い手として果たすべき役割が大きくなってきている。全宅連と連携し、要望活動や政策提言にも力を入れていきたい。また会員支援を目的に少額短期保険会社を今年度設立するので、まずはその会社の経営基盤の強化を図っていきたい」と述べた。


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