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UR、新虎エリアにフードテックビジネス支援施設

 (独)都市再生機構(UR都市機構)はこのほど、UR新虎通りまちづくり事務所(東京都港区)1階の「新虎小屋」に、フードテック領域のスタートアップ等の企業のアイディアやサービスを展示・紹介する「まちなかショーケース」を12日にオープンすると発表した。

 東南アジアの企業と協力しサステナブルな食材の研究開発、製造等を行なうSustainable Food Asia(株)、科学技術分野におけるコンサルティング業務などを行なう(株)リバネスと連携して運営する。

 新虎小屋のある新橋西エリアは、港区が策定した「新橋・虎ノ門地区まちづくりガイドライン」において、中小規模のビルを活用したスタートアップ向けの働く場の提供によって活発なビジネス交流の拠点を形成することが求められている。同機構は、同ガイドラインに基づき、同地区において、社会課題解決に挑戦するスタートアップ企業を支援するまちづくりの検討を進めており、今回の取り組みもその一環。

 中小規模ビルの1階の使い方などを検証しながら、フードテックを切り口としたイノベーションを支える多様な関係者の交流を促進していく。フードテックスタートアップの新素材、技術をPOPや映像、実商品陳列などで常設展示。スタッフが常駐し、来訪者に説明する。ランチタイムには、フードテックやサスティナビリティに関連する飲食メニューを提供。業界関係者向けのイベントも、月ごとに開催する。


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