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新築戸建て価格、首都圏は2.9%上昇

 (株)東京カンテイは8日、2023年5月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,465万円(前月比2.9%上昇)と反転上昇。都県別では、東京都が5,390万円(同1.9%下落)と、2ヵ月連続の下落。神奈川県は5,041万円(同2.0%上昇)と3ヵ月連続で上昇し、千葉県は3,716万円(同0.2%上昇)とわずかに反転上昇した。埼玉県は3,872万円(同7.9%上昇)と大きく反転上昇した。

 近畿圏は3,552万円(同1.2%下落)と再び下落に転じた。大阪府は3,635万円(同6.2%下落)と再び下落。兵庫県は3,711万円(同6.5%上昇)と反転上昇したが、分譲戸数は大きく減少した。京都府は3,917万円(同変化なし)で横ばいだった。

 中部圏は3,390万円(同3.7%上昇)と、2ヵ月連続で下落。愛知県は3,618万円(同3.7%上昇)と、いずれも上昇に転じた。

 宮城県は3,422万円(同5.2%上昇)と2ヵ月連続の下落から上昇。福岡県は3,499万円(同1.4%上昇)と反転上昇した。


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