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北千住の密集市街地で等価交換マンション

「アトラス北千住」イメージ

 旭化成不動産レジデンス(株)は9日、分譲マンション「アトラス北千住」(東京都足立区)の開発工事に着手したと発表した。

 建設地は、東京メトロ千代田線・日比谷線「北千住」駅徒歩5分、JR常磐線・東武伊勢崎線・首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス「北千住」駅徒歩5分の住宅街。老朽家屋も多く、災害時の倒壊や延焼火災の恐れがあり、また、道路が細く工事車両の進入が難しいことや、土地(底地)の所有者と建物(借地)の所有者が異なる等、建て替えが進んでいないエリアだった。

 そこで、土地所有者と同社が共同でマンションに建て替え、土地所有者の所有権を住戸に置き換える「等価交換事業」(都心市街地共同化)を採用。同社と地主9名、借地人10名、隣地所有者3名の計22名と共同で事業を立ち上げた。

 敷地面積は約2,262平方メートル。鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建て。総戸数は146戸+店舗1区画で、販売戸数は120戸。専有面積は約28~116平方メートル、間取りは1R~3LDK。販売戸数および販売価格は未定。

 竣工は2025年2月下旬、入居は同年4月下旬を予定している。


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