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受注減で赤字に/日本ハウスHD23年10月期2Q

 (株)日本ハウスホールディングスは9日、2023年10月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(22年11月1日~23年4月30日)は、売上高132億3,500万円(前年同期比14.6%減)、営業損失18億5,300万円(前年同期:営業損失5億8,300万円)、経常損失19億8,700万円(同:経常損失6億5,500万円)、当期純損失20億2,500万円(同:当期純損失7億2,600万円)となった。

 主力の住宅事業は、期首受注残高が25億9,900万円減少したことに加え、資材価格高騰に伴う住宅価格の上昇や物価高による消費マインド低下の影響を受け、受注棟数・受注高も減少。売上高は115億4,500万円(前年同期比19.2%減)、営業損失10億9,300万円(前年同期:営業利益2億9,800万円)と赤字となった。

 ホテル事業では、箱根のホテルが新規稼働するなどし、売上高は16億1,600万円(前年同期比42.3%増)、営業損失も3億9,000万円(前年同期:営業損失4億7,900万円)と改善した。

 受注棟数・販売棟数の減少を踏まえ、通期業績も下方修正。売上高402億円、営業利益24億4,000万円、経常利益21億7,000万円、当期純利益は12億1,000万円を見込んでいる。


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