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大和ハ、金利選択型の残価設定型住宅ローン

 大和ハウス工業(株)は9日、(一社)移住・住みかえ支援機構(JTI)と楽天銀行(株)と共同開発した「金利選択型」の残価設定型住宅ローンの取り扱いを、6月1日に開始したと発表した。

 大和ハウス工業は、2022年10月から同社の新築戸建住宅検討者を対象にした残価設定型住宅ローンの紹介を開始。同社の新築戸建契約者のほとんどが変動金利型の住宅ローンを選択していることから、固定金利に限定されない金利選択型の残価設定型住宅ローンを用意し、顧客ニーズに応える。

 同商品は、前もって設定した月(残価設定月)以降いつでも、住宅ローン負債残高と同額でJTIが買い取る「残価買取オプション」と、毎月の返済額を大幅に抑えた「新型リバースモーゲージ」に借り換え変更できる「返済額軽減オプション」を付帯する。2つのオプションを用意することで、定年退職後の収入減少による返済不安等を解消し、人生の転機による住み替えへの備えとしてもらう狙い。


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