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生成AIを活用・検討する企業は6割超/TDB

 (株)帝国データバンクは20日、「生成AIの活用に関する企業アンケート」結果を公表した。

 同社のデータベースを基に、インターネット調査を実施。調査期間は2023年6月12~15日。有効回答企業数は1,380社。

 生成AIの活用状況については、「業務で活用している」と回答した企業の割合は9.1%(「社内ルールあり」1.2%、「社内ルール等はなし」7.8%)だった。また、「業務での活用を検討している」との回答は52.0%(「具体的に検討していく」14.2%、「現時点では活用イメージが湧かない」37.8%)と、全体の半数を超えた。合わせると「生成AIを活用・検討」している企業の割合は61.1%と、6割を超えることが分かった。

 「生成 AI を『活用・検討』している」企業に、「活用したことがある、または活用したい生成 AI」について聞くと、ChatGPTなどを含む「文章・コード生成AI(総合型)」(93.1%)がトップに。次いで、「画像生成AI」(14.3%)、「音声・音楽・動画生成 AI」(7.4%)が続いた。

 不動産関連の企業からは、業務での活用について、「小規模な会社のため、ルールの策定はせずに対応できている。社内のアイディア出しやビジネスチャットにおける雑談相手、教育用途ではそのままの状態で十分実用になる」、「不動産業における活用方法のイメージが湧かないため、業界で提案、指示、方法等の研修会が開催されるのを待っている」といったコメントが寄せられた。


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