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物流施設の管理業務向けマニュアルリストを開発

 大和ハウス工業(株)は27日、同グループで物流システム開発等を手掛ける(株)フレームワークス、物流施設等の管理を行なう大和ハウスプロパティマネジメント(株)と、マニュアル作成・共有システム「Teachme Biz」を手掛ける(株)スタディストと共同で、物流施設の管理事務向けマニュアルリスト「Teachme Biz ロジパッケージ」の開発・販売するとを発表した。

 物流施設を中心とした施設管理業務におけるマニュアル項目を155項目に分け、リスト化した。内容は、荷下ろし・入荷・ピッキングといった施設内作業から災害時等のイレギュラーな対応まで。導入企業はリストとテンプレートを基に画像や文字を入れるだけで、簡単にオリジナルのマニュアルを作成できる。

 物流業界では、施設の増加に伴い人材の確保と育成が急務となっている。同サービスにより企業のマニュアル作成業務負担を軽減。人材育成の課題を解消し、施設内作業の標準化・高品質化につなげる狙い。

 7月3日より、スタディストが、大和ハウスグループが開発・管理等を行なう物流施設のテナント企業をはじめ、物流関連企業向けに販売を開始する。マニュアル利用には「Teachme Biz」への登録と別途10万円(税抜)の追加料金が必要。だが、ハウスグループを通じて導入する場合は、追加料金を不要とする。


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