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阪急阪神不、分譲マンションの”木質化”を加速

「ジオ西宮北口ザ・ソフィア」のエントランス
24年に竣工予定の「ジオ江坂垂水町」のラウンジスペース(完成予想図)

 阪急阪神不動産(株)は29日、今後着工する同社新築分譲マンション「ジオ」の全物件において、共用部の化粧材などに国産木材を活用し、木質化を推進すると発表した。

 同社はこれまでも2018年竣工の「ジオ西宮北口ザ・ソフィア」のエントランス内装材等に六甲山の間伐材を採用しているほか、「ジオ明石本町」では共用部のブックラウンジの壁面の棚・ビッグテーブル・椅子・ソファ等に兵庫県産の木材を採用してきた。

 今後、国産木材を積極的に活用することで、森林が持つ水源かん養機能の向上や二酸化炭素吸収機能の向上、生物多様性の保全の効果が期待できるとしている。また、共用部に化粧材に使用する木材について、原則として地産地消とすることで、地域の森林環境保全に寄与する。

 24年竣工予定の「ジオ江坂垂水町」(大阪府吹田市、総戸数51戸)や同年竣工予定の「ジオ甲子園口 二見町」(兵庫県西宮市、総戸数58戸)等でも共用部の壁面や家具、外部の軒裏天井等に国産木材を採用する予定としている。


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