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東京圏の物流施設供給量、23年は過去最大に

 コリアーズ・インターナショナル・ジャパン(株)は29日、「大型物流施設 2023~2025年の新規供給の見通し|東京圏」を発表した。東京圏(東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県および茨城県の一部)に立地する延床面積約5,000坪以上で主に賃貸される物流施設の新規供給量の見通しを分析したもの。

 東京圏における23~25年の大型物流施設の供給量は、合計で約200万坪の見込み。都県別では、神奈川県で60万坪超の新供給が控えており、その他は約20万坪程度の供給が見込まれる。なお、23年は過去最大規模の約100万坪が供給される予定で、うち40万坪は神奈川県での新規供給となる。

 エリア別でみると、圏央道沿線エリアで23年中に5万坪クラスの大型物件の供給が控えている他、25年までに1万坪超の物件供給が30件見込まれる。


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