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EVへの走行中給電の早期実用化へ/三井不他

 三井不動産(株)は3日、屋外ロボット開発検証拠点「KOIL MOBILITY FIELD」(千葉県柏市)で、走行中給電用コイルを埋設した走行レーンを民間で初めて新設したと発表。フィールド検証実験を開始した。

 東京大学大学院新領域創成科学研究科 藤本・清水研究室との共同研究によるもの。両者はこれまで、KOIL MOBILITY FIELDを活用し、走行中の電気自動車(EV)への給電を早期実用化させるため、研究開発を進めてきた。今回新設した走行レーンには、道路工事や路面温度等の環境条件に対応できる送電コイルを道路に埋設させ、より社会実装に近付けている。

 今年度には柏の葉エリアにて、日本初の公道での走行中給電の実証実験を行なう計画。

送電コイルの埋設


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