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住宅事業が好調、増収増益/タマH23年5月期

 タマホーム(株)は11日、2023年5月期決算(連結)を発表した。

 当期(22年6月1日~23年5月31日)は、売上高2,560億6,500万円(前期比6.4%増)、営業利益132億6,400万円(同11.5%増)、経常利益134億7,700万円(同9.2%増)、当期純利益87億1,500万円(同5.2%増)。

 主力の住宅事業は、注文住宅事業において6ヵ所(うち移転5ヵ所)に出店し、営業拠点は245ヵ所となった。受注状況は、受注戸数が9,720戸(前期比8.2%減)、受注高が2,092億2,400万円(同1.5%減)となった。地域限定・期間限定商品を中心に受注は堅調に推移し、1棟当たり販売単価は上昇傾向を維持。利益率が改善したことにより増収増益となった。
 リフォーム事業も、保証延長工事の提案を行なったほか、リフォーム受注活動を積極的に展開した結果、増収増益に。セグメント全体の売上高は2,017億800万円(同4.7%増)、営業利益は89億3,500万円(同69.5%増)となった。
 不動産事業は、戸建分譲事業において引渡棟数が1,247棟(同31.1%増)で、セグメント全体の売上高は454億400万円(同15.5%増)、営業利益は26億3,700万円(同43.9%減)となった。

 次期は、売上高2,570億円、営業利益141億円、経常利益141億円、当期純利益92億円を見込む。


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