不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

中野セントラルパークで廃プラ減へ実証実験

 東京建物(株)は24日、複合施設「中野セントラルパーク」(東京都中野区)において、国内の廃棄プラスチック問題の解決に向け、リユース容器を活用した容器シェアリングサービスの実証実験を開始した。28日まで。

 同実験は、キリンホールディングス(株)、(株)マルイグループと共同で実施。リユース容器シェアリングや起業家支援を手掛ける(株)カマン(神奈川県鎌倉市、代表取締役:善積真吾氏)が提供したリユース容器を活用し、同施設に出店するキッチンカーのテイクアウト容器をリユース容器に置き換える。キリン本社が入居する同施設サウス棟の前に回収ボックスを設置し、カマンが容器を回収・洗浄した後に再びキッチンカーに提供する。

 実験にはキッチンカー35台が参加する予定。実証実験期間中にキッチンカーの利用者の約3割にリユース容器を使ってもらい、テイクアウト容器の廃棄を約3割減らすことを目指す。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら