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「気候風土適応型プロジェクト」、2回目の提案募集

 国土交通省は24日、「気候風土適応型プロジェクト2023」(令和5年度サステナブル建築物等先導事業(気候風土適応型))の第2回提案募集を開始した。

 地域の気候風土に応じた建築技術を活用し、伝統的な住文化を継承しながら現行の省エネルギー基準では評価が難しい環境負荷低減対策等を図った住宅の建設を支援するプロジェクト。長期優良住宅や低炭素住宅と同等のモデル的な木造住宅を建設することに対して、国が一部費用を補助する。

 補助額は、気候風土に適応した環境負荷の低い住宅とすることによる掛かり増し費用の2分の1。ただし上限は、対象部分の建築工事費全体の10%以内または戸当たり上限100万円のうち少ない金額。

 事業の採択は、専門家による評価委員会により審査を実施する。応募締め切りは9月1日。事業要件、応募方法等は、サステナブル建築物先導事業(気候風土適応型)評価・審査室のホームページを参照。


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