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大和ハ、豪州初の賃貸住宅開発プロジェクト

「メルボルン クォーター ウェスト プロジェクト」外観イメージ

 大和ハウス工業(株)は26日、超高層賃貸住宅「Melbourne Quarter West Project(メルボルン クォーター ウェスト プロジェクト)」の概要を発表した。不動産・建設大手のLendlease Corporation Limited(以下、「レンドリース社」)との豪州初の共同事業。

 レンドリース社が2013年より開発を進めてきた、オフィス棟3棟・住居棟2棟・複合棟(オフィス・商業施設)1棟からなる複合駅前開発「メルボルン クォーター プロジェクト」の職住近接の一体開発地内に位置。「メルボルン空港」までも車で約20分でアクセスできる。

 敷地面積2,243平方メートル、延床面積6万6,255平方メートル、鉄筋コンクリート造地上45階建て。総戸数は797戸で、専有面積は35~108平方メートル。ワンルーム76戸、1ベッドルーム358戸、2ベッドルーム359戸、3ベッドルーム4戸を用意する。家賃は、月額2,000豪ドル台~6,000豪ドル台(1豪ドル約94円)。

 共用スペースには、入居者専用のボウリング場やカラオケスタジオ、バーチャルスポーツ施設、多目的スペース、ラウンジ、テレワークスペース、BBQスペースなどを設ける。24時間常駐のロビーコンシェルジュも配置するなど、セキュリティにも配慮。また、敷地内の緑化などデザイン面を評価対象とした「Green Star(グリーンスター)」5スター認証や、新築住宅のエネルギー評価を行なう「NatHERS(ナザーズ)」の環境評価認証を取得する予定。

 着工は8月、竣工は26年3月を予定している。

 同社グループは、グローバル事業を加速させるため、25の国と地域で事業を展開。中期経営計画の最終年度(27年3月)において、海外事業の売上高1兆円、営業利益1,000億円を目指す。


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