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住宅ローン新規貸出額、7年連続20兆円台

 (独)住宅金融支援機構は22日、2022年度の業態別の住宅ローン新規貸出額および貸出残高を発表した。

 主な金融機関等における住宅ローン新規貸出額は20兆7,415億円(前年度比4.1%減)と減少したが、7年連続で20兆円台で推移している。持ち家を中心とした住宅着工数の減少等が要因。

 内訳は、国内銀行が15兆4,000億円(同2.4%減)、信用金庫が1兆6,000億円(同1.8%減)、労働金庫が1兆5,000億円(同7.8%減)、住宅金融機構のフラット35(買取型)が同じく1兆5,000億円(同21.3%減)。

 また、同年度末の住宅ローンの貸出残高は、前年度比2.4%増の215兆9,426億円となった。住宅ローンの低金利環境が続く中、当年度も新規貸出額が20兆円台で安定して推移したこと等が影響したとしている。


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