東急(株)と(株)東急パワーサプライ(以下、東急グループ)は24日、地域エネルギー会社である「川崎未来エナジー(株)」を10月に設立すると発表した。
川崎市、NTTアノードエナジー(株)、川崎信用金庫、セレサ川崎農業協同組合、(株)きらぼし銀行、(株)横浜銀行とともに設立する。資本金は1億円、設立日は10月12日。
川崎未来エナジーは、川崎市の廃棄物発電の余剰電力と川崎市域内外の再生可能エネルギー由来の電力を、公共施設や市内民間施設に供給。再生可能エネルギーの地産地消と温室効果ガス排出量の削減を図ると共に、市民、事業者、金融機関等の多様なステークホルダーが参加できる地域エネルギープラットフォームの構築を目指す。
東急グループは、地域に根差した事業運営とまちづくりを推進してきた経験や川崎市域の法人・個人向けの電力供給ノウハウを生かし、川崎未来エナジーの会社運営や小売り電気事業の運営全般を担当する。
事業開始は2024年4月の予定。