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北海道最高層の分譲マンション、全戸完売

「ONE札幌ステーションタワー」外観

 大和ハウス工業(株)、住友不動産(株)、東急不動産(株)、(株)NIPPOは25日、分譲マンション「ONE札幌ステーションタワー」(札幌市北区、総戸数624戸)の全戸完売を発表した。

 4社が参加組合員として事業参画する「北8西1地区第一種市街地再開発事業」において開発する。
 2023年12月に完成を予定している、札幌市営地下鉄東豊線・南北線「さっぽろ」駅の新設出入口に直結。敷地面積9,712.88平方メートル、鉄筋コンクリート造地上48階地下2階建て。北海道で最高層、かつ最大戸数のマンションとなる。延床面積は9万8,383.004平方メートル。

 一般分譲住戸(542戸)の間取りは1LDK~4LDK、60以上のプランを用意する。また、高層階はハイグレードの設備を備えたプレミアム住戸とする。

 共用施設として、テレワークもできる個室ブースを備えたオーナーズラウンジのほか、コミュニティラウンジ、オーナーズサロンを用意。その他29階には眺望を楽しめるスカイラウンジやパーティルームも備えた。
 1~3階は商業施設で構成。2・3階には、226席を擁する「北八(きたはち)劇場」が24年春にオープンする。

 第1期244戸、第2期256戸、第3期42戸を販売。販売価格は5,160万~5億円で、平均坪単価は約400万円。1億円以上の住戸は130戸であった。 最高抽選倍率は15倍にのぼった。
 契約者については、50歳代以上が70%を占め、次いで40歳代(20%)、30歳代(10%)という内訳に。家族数は1~2人が約80%を占めた。居住地は、北海道内が約60%で、そのうち札幌市内が約55%。北海道外は主に首都圏で、約40%を占めた。
 用途は、実需とセカンドハウスがそれぞれ約35%、残り約30%が投資目的だった。

スカイラウンジイメージ
北八劇場イメージ


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