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ベトナムの大規模タウンシップ開発に参画/野村不

「Grand Park プロジェクト」第3期開発フェーズのイメージ

 野村不動産(株)は30日、ベトナムのホーチミン市の大規模タウンシップ開発「Grand Park プロジェクト」の第3期開発フェーズにおいて、最終街区の販売を開始したことを発表した。

 同プロジェクトは、ベトナム最大手の不動産ディベロッパーVinhomes社(以下、VH社)がホーチミン市において推進する、全体敷地271haの大規模タウンシップ開発。オフィス・住宅・スポーツ施設・商業施設・学校・病院・公園などの都市機能を充実させ、居住人口20万人のまちを新たに創造する。

 同社の参画は、第2期開発フェーズ(総戸数1万946戸)に続く2件目で、今回の第3期開発フェーズには三菱商事(株)と共同で参画している。開発地は、ホーチミン市中心部から約20㎞。ロンタインハイウェイ・ハノイハイウェイ・環状3号線等の道路ネットワーク整備が進む、交通利便性に優れたエリアに位置する。周辺には大規模なハイテクパークや工業団地が立地し、入居企業も増えていることから、人口増加に伴う住宅需要が見込まれている。全区画完成は2026年の予定。

 第3期開発フェーズは、第2期開発フェーズに続く分譲住宅事業。VH社グループの手掛ける大型商業施設や人工ビーチ、大型公園が近接している。同社は商品企画段階で外観デザイン等を提案した。敷地面積8万7,817平方メートル、延床面積70万6,535平方メートル、総戸数9,674戸(住宅9,490戸、店舗併用住宅184戸)。23~26年にかけて順次、竣工・引き渡し予定。


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