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DX加速へスタイルポートと資本業務提携/野村不

 野村不動産(株)は4日、不動産ITソリューションの開発・提供を手掛ける(株)スタイルポートとの資本業務提携を発表した。

 スタイルポートは、空間コミュニケーション・プラットフォーム「ROOV(ルーブ)」を開発・提供しており、新築マンション販売における3DCG内覧サービスの導入実績ではトップ(東京商工リサーチ調べ)の導入実績をあげている。
 野村不動産ではかねてより住まい探しのデジタル化を推進。その一環として2022年より「ROOV compass」を分譲マンション・戸建ての「プラウド」全物件に導入し、販売資料のデジタル化・クラウドプラットフォーム対応を進めると共に、VR内覧システム「ROOV walk」を多くの物件で導入している。

 スタイルポートが実施した第三者割当増資の一部を野村不動産が引き受ける。併せて、野村不動産の住宅事業領域にすでに導入済みの「ROOV」の各種サービスに加え、既存システムとの連携等を見据えた改善や新規開発を進め、顧客ごとにカスタマイズした情報提供の仕組みを推進することで、顧客利便性を高めていく計画。具体的な両者の役割や協業内容の詳細は、今後協議・決定していく。


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