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「街の魅力度」ランキング、トップは福岡県

 大東建託(株)は4日、「いい部屋ネット 街の魅力度ランキング2023<都道府県版>」の結果を発表した。

 調査期間は、2月17日~3月15日。同ランキングは、全国47都道府県居住の20歳以上の男女、18万5,549人を対象に調査を行なった23年「街の住みここちランキング」の特別集計の一つ。実際に住んでいる人々が住んでいるまちについてどれくらい満足しているか、また住んでいない人々に地域の魅力がどの程度伝わっているかを示すもの。「生活利便性」「幸福度」「親しみやすさ」などの居住者評価12項目(5段階評価)、「認知度」「住んでみたいか」といった非居住者評価18項目(5段階評価)、計30項目のそれぞれの順位の平均をもとに算出している。今年で2回目。

 「街の魅力度」トップは、2年連続で福岡県に。2位は神奈川県(昨年3位)、3位は京都府(同4位)、4位は兵庫県(同2位)、5位は2年連続で東京都となった。
 福岡県は、居住者評価で「行政サービス」「物価家賃」が2位を獲得。非居住者評価では、「仕事で行ってみたいと思う」が1位、「食べ物がおいしい」が2位、「住みやすそう」が3位と、高い評価を得ている。5位の東京都は、居住者評価・非居住者評価ともに1位の項目が最も多いものの、居住者評価の「自然観光」、非居住者評価の「住みやすそう」「自然が豊か」「景勝地や温泉が多い」などの項目に関する評価が低く、全体順位を下げた。

 「観光地としての魅力度」では、2年連続で北海道がトップに。2位は京都府、3位は沖縄県となった。非居住者評価を項目別にみると、北海道は「自然が豊か」「食べ物がおいしい」「景勝地や温泉が多い」でいずれも1位を獲得。京都府は「歴史的建造物・文化財が多い」で1位、「景勝地や温泉が多い」で2位。沖縄県は「気候が良い」で1位、「自然が豊か」2位となった。


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