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パレットタウン跡地に没入感テーマパークとEVサーキット場

「CITY CIRCUIT TOKYO BAY」イメージ

 森ビル(株)は5日、8月末で営業を終了した商業施設「パレットタウン」(東京都江東区)の跡地の一部を暫定的に賃貸すると発表した。賃借する企業は都市型エンターテイメント施設を開業・運営する。

 (株)刀グループの合同会社刀イマーシブ(合)、(株)トムスに賃貸。世界初のイマーシブ・テーマパーク「IMMERSIVE FOT TOKYO(イマーシブ・フォート東京)」(刀グループ)と、国内最大級のEVカートサーキット「CITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)」(トムス)としてオープンする。

 「IMMERSIVE FOT TOKYO」は、総面積約3万平方メートル。没入感や興奮を提供する都市型エンターテインメント施設で、イマーシブシアターを中心とする複数のイマーシブ体験のみで構成されるテーマパークは世界で初だという。訪日外国人を含め国内外からの集客が期待されており、開業は2024年春の予定。
 「CITY CIRCUIT TOKYO BAY」は、敷地面積1万1,000平方メートル。EVレーシングカートは騒音や振動が少ないことから、夜間・深夜の時間帯でもレース開催が可能で、ナイトタイムエコノミーの活性化に寄与することが期待されている。プレオープンは10月28日、グランドオープンは11月23日。


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