野村不動産マスターファンド投資法人（NMF）は18日、2023年8月期決算を発表した。
当期（23年3月1日～8月31日）は、営業収益436億4,500万円（前期比9.2％増）、営業利益189億3,100万円（同17.5％増）、経常利益167億2,900万円（同19.9％増）、当期純利益167億4,600万円（同20.1％増）。1口当たり分配金（利益超過分配金を含む）は3,402円（同90円増）となった。
期中、9物件を取得し、12物件を譲渡。期末のポートフォリオは290物件、取得価格合計は約1兆985億円となった。東京圏への投資比率は84.2％、総賃貸可能面積は約218万平方メートル。ポートフォリオ全体の稼働率は98.9％（同0.2ポイント増）を維持している。
次期は、営業収益393億1,400万円、営業利益150億100万円、経常利益127億8,200万円、当期純利益127億8,100万円、1口当たり分配金（利益超過分配金を含む）3,376円を見込む。